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零戦三二型(4) 

完成です。
アンテナの先端を黒く塗り忘れていたのでこのあと塗りました。
塗ってあるものと写真が混在してます。
零戦32-12

続けて三枚拡大できます。
写真に撮ると単色にしか見えませんね。淡色は難しい。
最後につやを消してしまいましたが、消さないほうが艦上機っぽいので消すんじゃなかったなぁ。
零戦32-11

零戦32-26

零戦32-25

コクピットは完成後、照準器と計器板、シートくらいしか良く見えません。この三つさえきちんとしてればいいような気がします。
コクピット横の縦のパネルラインは本来五二型から入るものなので、三二、二二型の場合埋めないといけません。完成後気づきました。
ハセの零戦は全長が2ミリほど短いようですが、伸ばしたところでたいして印象は変わらないのでそれも無視です。
零戦32-17

胴体の帯についてですが、旧5航戦、新1航戦の「翔鶴」、「瑞鶴」、「瑞鳳」は識別帯の色を白とし、1番艦は1本、2番艦は2本という風に胴体後部に巻いていました。
学研「零戦2」では胴体の帯には赤の縁がつかない考証を採ってありますが、珊瑚海海戦時(5月8日)の「瑞鶴」搭載の零戦には赤縁付き白帯が二本、昭和18年1月末のラバウル東飛行場に進出した瑞鶴機は赤縁付き白帯1本(1本なのは翔鶴損傷のため編成替え)になっており、真珠湾後の白帯が細くなったころからずっと赤縁つきだったと僕は判断してます。
ただし3番艦「瑞鳳」は縁なしの白帯3本で、この時期の瑞鶴も縁なしだった可能性があります。また動画では縁がないように見えます。
この帯の縁については、グレーの機体に細い白帯は遠距離で1本か2本を見分けることが困難なため白帯に赤縁をつけて識別していたのであって、瑞鳳機に縁がないのは、白帯3本なため遠距離だと白帯がつながって幅が太く見え、わざわざ縁をつけて3本であることを強調する必要がなかったためではないかと考えています。

また三枚拡大できます。
窓枠のキワが塗料の厚みで汚くなってしまいました。
塗膜がまだ厚いんでしょうか。
アンテナ線は塗料の厚みでボテっとなるのが嫌だったので伸ばし黒ランナーで張ってます。
零戦32-23

零戦32-27

零戦32-22

カウリングの隙間から見えるエンジンなんてこんなもんです。
追加工作してもあんまり見えません。
母艦機によくあるカウリング下の機番も入れてみました。
プロペラの根元にデカールの細切れで銘板を入れてます。
五二型以降のプロペラの色が茶色になると同じ場所に黄色で入ってますね。
零戦32-13

機体側につくタイヤカバーの内側、中央の出っ張りは木製なのでここだけ茶色に。カバー引き込みアームはクロームモリブデン鋼製なので本来黒です。
増槽は必ずしも機体と密着してる様ではないようです。後端に隙間のある写真も確認できます。
零戦32-19

主脚にはブレーキパイプを追加してありますが、カバーを取り付けてからやるべきでした。カバー支柱と脚柱の間を抜けさせるようにはしたのですが、脚柱に密着させすぎて実機の付き方と違います。三菱製の零戦にはオレオ銘板が付いていたので脚柱に白い四角のマーキングが付きます。これも再現してないです。(三二型、二二型は全機三菱製)
主翼の20ミリ機銃はやや突出させすぎましたね。真鍮パイプで作ってます。
三二型にも99式2号銃(長銃身の威力向上型。生産が遅れ本格装備は五二型から)装備機は少数ながらあったようです。ただし二二型甲のように武装変更による名称変化はなかったようです。
右翼付け根の空気取り入れ口も開口してみました。主翼を張り合わせる前に加工するときれいに出来ます。
零戦32-18

脚出し入れ指示棒も追加しました。本来板状なのですが面倒なので0.5ミリの真鍮線です。編隊灯をクリア化するとキラキラ光ってアクセントに良いです。
零戦32-21

零戦32-20

尾翼の個艦識別記号は以前書いたとおり南太平洋海戦時なのでE?です。機番は確認できなかったので架空。アオシマ君にもらったカルトグラフのデカールを使いました。
拡大できます。
零戦32-24

尾灯は切り取りゼリー状瞬着で再現してみましたが、この方法は零戦のような尖った物には向いてません。表面張力で丸いものしか出来ないようです。
尾輪には引き込み部にズック製のカバーが付くのですがこれもやってません。
零戦32-15

母艦機の証、着艦フックはやや出掛かってる状態に。
方向舵や昇降舵、補助翼などの羽布張り部分は機体と同じ色が塗られているはずですが、当時の写真や映像だと一段明るく写っています。材質が違うので塗料が違うのでしょうか。
零戦32-16


零戦三二型自体の評価はこれを読んでください。長いので「零戦三二型とは何だったか?」から読むといいでしょう。他の部分もかなり面白いですが。
真実一路
零戦再考

さて、次は五二丙か六二型辺りにしようかな。
緑色の機体が作りたい。
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[ 2007/03/04 23:54 ] 二号零戦 | TB(0) | CM(0)

零戦三二型(3) 

胴体を翼に組み込む際、コクピット部分の幅が不足するのでコクピットの床の下にランナー等で突っ張りを入れたほうがいいです。
入れ忘れていたので結構な隙間が開いてしまいました。
隙間

隙間を解消するためにタミヤの速乾パテを押し込み、はみ出した分はアクリル溶剤をつけた綿棒で拭い取りました。
これで面倒なペーパーがけをやることなく隙間を埋めることができます。
パテ埋め

風防内上面色は零戦の場合、防眩のため黒く塗装されていました。
風防枠の内側も同様です。この黒は褪色するとブルーグレーのような色になるようなのでカウリング色を使ってもいいでしょう。
それからクルシーのループアンテナ取り付け部分の穴の形が違うので、開けなおして筒抜けにならないよう裏からふさいでおきます。
ロールバー直後から長方形に穴は開いています。
ループアンテナ自体の色は黒ではなく、濃緑色らしいのでそのように塗っています。

風防を接着して塗装に入ります。
灰色は以前桜花を塗るときに作った色です。
この零戦が完成してから仮規117を見ることが出来たのですが、この色、灰色J3としては間違っていましたね。もっと無彩色なグレーでした。
零戦32-01


下面に継ぎ目が残ってたのでペーパーをかけて表面処理を一部やり直しました。
下地に一応黒を吹いてたのでそれが見えてます。
脚収容庫内は下面色です。脚カバー裏も同様。
よく青竹色と指定されていますが、鹵獲された古賀機やその他脚収容庫を確認できる写真を見る限り青竹色な方が少ないです。
零戦32-02


灰色単色だと単調になるのでスジボリに沿ってガイアから出てる灰緑色をベースの灰色で割ったもので筋吹きします。
このガイアカラーの灰緑色という色、仮規117に準じて色を作ったというのが売りでしたから、たぶんの灰緑色M3でしょう。かなり鮮やかな黄緑です。
ひどいなぁと思ったのが、この灰緑色というのは零戦の中塗りの色で、上塗りの表面に出る色じゃないことです。ガイアの広告では正しい色、真実の色と書いてあり、一言も正しい表面色とは書いていなかったのですが、表面色とも取れる書き方をしてあったので、信じて黄緑色に零戦塗ってしまった人もいるんじゃないでしょうか。
今度は上塗り塗料であるJ系の灰色が出るそうですよ。セット売りしかやらないし、エグイ商売してるなぁ。あ、同時に出てたD2緑色は問題なく使えると思いますよ。グンゼの暗緑色でも十分だと思いますが。
零戦32-03


あんまりはっきり黄緑が残るのもくどくていやだったので、上からベース色をかぶせて落ち着けます。退色感を出すため微妙に明度は上げてあります。
画像拡大できます。
零戦32-04


日の丸や帯は塗装で仕上げたかったため、マステでマーキングの位置決めをします。決まったら周りをマスクして、最初に貼った位置決め用のマステをはがします。カウリングはカウリング色にベースの灰色を混ぜてます。
零戦32-05


主翼上面のフラップ警戒ラインと燃料タンクの蓋もマスクして塗装してます。フラップ警戒ラインは補助翼側がない3辺のタイプ(コパイ艦上の零戦五二型)もありますが、3辺と4辺の使い分け基準が分からないので4辺の物にしてます。
零戦32-06

日の丸はオレンジも加えて退色気味にしてみましたがよくわかりませんね。
零戦32-07


胴体の帯には赤の縁取りが入るので、クリアデカールの細切りで再現します。プロペラの警戒帯にも使ってます。
零戦32-08


主翼上面の編隊灯は削り取り、伸ばしクリアランナーを火であぶって水滴状になったもの貼り付けてます。ランナーの太さで大きさが変わります。
零戦32-10

[ 2007/03/02 23:58 ] 二号零戦 | TB(0) | CM(0)

零戦三二型(2) 

細部工作の残りです。
手を入れるところは最低限にすることにしていたため、残った工作部分はエンジンと照準器位でした。

栄二一型は一二型と外見上は減速器覆(ギアボックス)の高さが増したくらいでほとんど変わりません。
キットでは4パーツで再現されていますが、ギアボックスと一体成型されてる点火コードの生えてる大本の部分(名前忘れた。ギアボックスを円状に囲ってる部分)からプッシュロッドが生えてて変なので切り飛ばし、伸ばしランナーで作り直します。
点火コード自体はモーターをばらして取り出した細い金属線を、ピンバイスで開けた穴に植えていきます。本来2本で一組ですが面倒なので1本です。取り回しもいい加減。
栄二一型


栄二一型ではギアボックスが大型化したため、三二型ではカウリングを再設計し、二一型以前の型より大型化しています。なぜギアボックスが大型化したかというと、十三試双戦(後の二式陸偵、月光)のトルク問題を解決するために逆回転の物が必要で、そのための余分なギアが入ってるため大型化しています。(逆回転のものは栄二二型。しかし十三試双戦も途中から栄二二型を使わなくなる)
陸軍向け栄二一型であるハー115は生産性を優先して一二型と同じものを取り付けています。

九八式射爆照準器は予備照門をファインのエッチングに、フィルターと反射板を透明プラ板で作り直してます。
予備照門はキットで一応再現されているので面倒ならデカールで済ますのも悪くないと思います。反射板等はパーティングラインが入るので作り直さないと厳しいですが。
零戦32-09


コクピット内部はまったくいじってません。どうせ良く見えなくなりますし。シートの肉厚を薄く削り軽め穴を開け、ファインのベルトを追加したくらいです。内部色は黄緑色系だったようですが、緑の強いものもあったようなので薄松葉色に塗ってしまいました。コクピット色はまだ考えがまとまりません。
零戦32-00


計器板はデカールを計器の彫刻の上から貼りました。密着させるのにコツがいりますがこれが一番きれいで精密に見えます。
計器板アップ

[ 2007/03/01 23:27 ] 二号零戦 | TB(0) | CM(0)

謹賀新年(零戦三二型-(1)) 

あけましておめでとうございます。
去年は落としてばっかりでしたが本年も1045をよろしくお願いします。

すぐに更新しなくなりそうだったこのブログも何とか年を越すことが出来ました。
やる気を維持できてるのは、ここを見にきてくれている皆さんのおかげです。
前のサイトの更新しなさっぷりときたら最後までサイトが完成しなかったくらいですからね。その点ブログは楽です。


去年の暮れに新たな在庫山が出来たことだし、松が取れるまでに新年一作目としてこれを作ることにしましょう。
箱

零戦セットを買うまでもなく一通りの型は持っていたので在庫を減らすためにもさらっといきます。
まずは航続距離問題で誤解されてる三二型からです。
れっきとした艦戦なのに大戦略ではなぜか局戦に分類にされてる不遇な形式でもあります。
瑞鶴に搭載されてたのが確認されているので、陸上基地配備機としてではなく母艦機(瑞鶴)として製作しようと思います。
とりあえず飛行機の形に

今のところ48では最後発(それでも10年以上前のキット)であるハセガワの零戦はとてもよく出来ていて、基本的にいじるところはありません。
ただバリエーション展開のための強引なパーツ割で少々気を使うところがあるのと、プラの厚みが気になるところがあるのでその辺の修正のみにとどめて早期完成を目指します。

まずカウリングのふちは目立つので裏側から薄く削りこみます。
カウリング縁

機銃口も正面から見るとプラの厚みで半分埋まってるので裏から削って開口してやります。それからカウリングにはパーティングラインが結構入ってるので忘れず消してやります。先にモールドをさらっておくとペーパーがけで消えたりしないので安心です。
機銃口

座席のふちも厚く、軽め穴も開いていないので薄くして開口します。
左が無加工のものです。このあとシートベルトを追加します。
座席縁

あと手を加えるところは九八式射爆照準器とブレーキ、エンジンのプラグコードくらいにとどめてさっさと塗装に入ろうと思います。
[ 2007/01/03 00:13 ] 二号零戦 | TB(0) | CM(0)