困ったときのメッサーシュミット頼みで、Ju88の代わりは以前作りかけだった32のBf109Gにしようと思います。
工作自体は前回まででほぼ終わっていたのであとは塗装だけです。
マーキングはJG27のハインリヒ・バーテルス上級曹長機とします。
この機体はキットから少々加工が必要で、主にコクピット周りの外見です。

写真で赤く囲んだ部分がそうですが、左舷第一風防のエアスクープが丸いパッチで塞がれていること、その前方にある風防洗浄パイプのふくらみが短いこと、日よけ傘取り付けのふくらみがないことの3点です。
工作が終わったので下塗りに入ってます。

この状態でこれから弟の結婚式のため一週間近く実家行き。
仕方がないとはいえ福岡は遠いです。
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時間もないので早く飛行機の形にしてしまいます。
もともとハセ32メッサーはパーツ数も48と大差なく、かなりあっさりしたキットなので48を作る手間とたいして変わりません。ブレーキパイプは初めから脚柱にモールドしてあるので、追加工作はエデュアルドのシートベルトを追加するだけにします。
キットの塗装指定ではバルクホルン機とハルトマン機のドイツ空軍2大エースですが、間違って2枚買ってしまったデカールの在庫処分もかねてハインリヒ・バーテルス機にします。99機撃墜のエースです。
バーテルス機はサンドフィルターを取り付けているようですが、パーツ在庫を漁ったらクイックブーストのサンドフィルターもあったのでこれで無問題。武装はカノーネンボート装備のR6仕様です。

まずコクピットからですが、シートベルトを追加する以外はそのままです。コード類と一部レバーが省略されてるので追加するといいんじゃないでしょうか。
計器板はモールドが立体的だったためデカールでは無理だろうと判断。筆で塗り分けてます。資料を見てもほとんど白と黒だけで味気ない計器板です。計器を黒で塗ったあと白でドライブラシしてます。

内部色はRLM66。ここもドライブラシをかけてますが荒いですね。右舷側につく燃料パイプは黄色です。

今回資料にモデラーズアイを参考にしてるのですが、バーテルス機は前部風防横につく空気取り入れ口が丸いパッチでふさがれているとあります。
僕が見たことのあるバーテルス機の写真は不鮮明な飛行中のものと、方向舵の辺りで撮った本人の写真2枚の計3枚くらいなので、この本の記述にしたがってエアスクープを削り取り、丸く切り抜いたプラペーパーでパッチを当てました。

飛行機の形になりました。消えかけてるモールドの修復がめんどくさい。パーツの抜き方向の端っこはいつも消えかけかスジボリがぬるくなってるので彫りなおすことになります。ハセガワはこういうの多いです。

モデラーズアイの説明とデカールのイーグルカルスの説明では多少違ってて、イーグルカルスでは、防弾板はガーランドパンツァー、サンドフィルターは無しになってますが、モデラーズアイでは通常の防弾鋼板、サンドフィルターあり、となってます。不鮮明な写真ですが、おそらくサンドフィルターは装備してた様に見えます。