まだ大婆様の見本を作っていなかったので、ネタもないので記事にしてしまいましょう。
このキットには写真のように気泡で薄皮状になっている部分があります。

こういうパーツは極力はじいているのですが、型の設計がまずいのか、どうしても抜けないものもでてきます。そういうものは申し訳ないのですが作る方に修正していただくことになります。
こういうものを修正する場合、まずモールドの少ない側の薄皮を切り開きます。

切り開いた中にゆるく作ったアルテコを流し込みます。

整形すれば出来上がり。表側は薄皮のままなので表面を再生する必要はありません。

ここも同じような部分で、左手の薬指が気泡で中空になっています。


まず周りのバリやゲートが邪魔なので切り取ったあとに、これも薄皮を切り開いて

アルテコを流し込みます。

アルテコを盛った所を整形すれば出来上がり。


胴体には気泡を防ぐためにプラ板で橋を渡してある部分があります。鉛筆で色をつけている部分がそうです。ここはパーツではないので削り取ってください。
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遅くなりましたが大場婆様のパーツ図です。全17パーツになります。
不足等ありましたらご連絡ください。
以下拡大できます。
ようやくできました。
パーツ数は17個。今型を作ってますが、間に合うか微妙です。
以下2枚拡大できます。


作業中に10年位前に録音してた伊集院のラジオを聞いていてました。
かかる曲とかCMが懐かしい。
番組中のゲストに桜井智が出ていたんですが、野川さくらと声似てますね。
強いロボの人たち今何してるんだろう。
WFの本申請を今日ようやく出してきたので、先日間に合わなかった大婆様の作業を進めることにします。
完成が間に合わなくなった最大の原因がスカートの皺でした。
もともと皺や髪の毛などの細部の表現が下手(他も十分下手ですが)だったので作業は手詰まっていたのですが、皺をつけていたらもともとの分割線を越えてつけてしまい分割からやり直しになってしまいました。ただ、大体の盛ったり彫ったりする作業は終わったのであとはペーパーで均して終わるつもりです。

後ろ側はまったくやってませんでした。どう分割するか迷います。

使ってるパテはウェーブの軽量パテだけです。
アクリル溶剤で溶かしながら使うとエポパテは食いつきがよくなるので、フルスクラッチをするときはこれだけで作ってます。
単一の素材で作らないとペーパーがけのときにイライラするので、平面の薄いパーツを作るときくらいしかプラ板は使いません。もっともフィギュアじゃそういう部品はめったにないですが。
軽量パテにはタミヤの高強度エポパテを混ぜると使い勝手がいいらしいのですが、硬化が遅くなるのと削りにくくなったので僕にはあいませんでした。エポパテの硬化時間はコタツに入れることでかなり短縮できます。冬場でも30分くらいで削れるようになります。そのためコタツは夏でもずっと出しっぱなしです。
あとは腕の角度調整とフリルをつければ終わりです。表面処理に時間食いそうですが今月中に完成というのを目標にしたいと思います。