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試製景雲(2) 

塗装に入りました。
いつものようにスジボリに沿って黒を吹いてます。
特に意味はないです。
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下面が黄色なので下地を白でつくります。隠蔽力の高いガイアカラーを使いました。
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箱絵の色も柿のように真っ赤なので下面色にはサファリオレンジを使用。でもこんなオレンジ色は仮規117では「赤色」(B1~B4)の部類なのでキットの指定は疑問です。
練習機や試作機は昭和17年8月の軍用機味方識別に関する陸海軍中央協定で黄色と定められてるので、箱絵のように「赤色」に見える色はないんじゃないかと。今回は東海道線みたいな箱絵の色で仕上げてます。
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黄橙色を加えて一段明るくした色を重ねてます。
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上面色にはこれもガイアから出てた零戦色セットの緑色(たぶん仮規117の緑色D2)を使いました。せっかく買ったのに使わないのはもったいないですし。でもグンゼの暗緑色とたいして変わりません。薄松葉色を加えてもう一段明るく調色したものを重ねてありますがよくわかりませんね。
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プロペラの先端警戒線と根元の銘板はデカールが用意されてないので先に黄色を塗ってからマスキングしておきます。色はスピナーとも赤褐色です。実機写真を見るとスピナー先端に穴が開いてたのでこの後開けました。
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各脚カバーはどれも薄く成型されてるので色が透けないよう暗色を塗っておきます。緑がまだエアブラシのカップ内に残ってたので吹いてます。
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脚収容庫、カバー裏とも無塗装なので銀です。
72だと脚収容庫が浅いキットが多いのですがこのキットはちゃんと深さがあっていいです。
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ハイブリッド塗りというのを試してみようと、平筆でさらに明るく調色した緑を塗り重ねてます。パネルラインごとに色を少しずつ変えてみました。ガイアの緑に薄松葉色、ロシアングリーン1を加えたものを使ってます。
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デカール貼り前の状態です。
前縁の味方識別は下面色の塗り残しなんじゃないかと考え同じオレンジにしてます。色まで塗った機体は1号機しかなかったようですが、機首に防眩塗装がないのが気になります。写真で確認しても塗られてないようです。景雲は機体の整備完了が20年4月末なのでこの時期の試作機はもうやめてたのでしょうか。戦後撮影された烈風一一型試作3号機(A7M2、ハ43搭載型)の機首にもないようですし。ただしこの烈風は写真の見ようによっては防眩塗装はあるようにも見えます。
ここからちょっとわき道にそれますが、この烈風試作機、機体製造番号302号機(A7M2試作3号機)の機体自体は19年の5月6日に完成。この時期はまだ全面黄色で防眩塗装はありでしょう。19年の12月26日にエンジン換装指定、誉からハ43へのエンジン換装完了が20年の5月。
機体下面は主翼下の日の丸に白縁が確認できるので黄色だと思います。これも全面黄色だった後に上面に緑をかぶせたのでしょう。だとしたのなら塗り残してたこともありえます。ただ上面緑で下面オレンジの晴嵐のカラー写真では防眩塗装ないんですよね。全面黄色のころはあったのに。
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デカールが乾燥するまで小物のすみ入れをしてしまいます。
緑色の部分には黒とレッドブラウンを混ぜたもの、オレンジの部分にはレッドブラウン単色で入れてます。
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意外と景雲の写真は残ってます。ネットでいくつか見られます。
WarBird Pictures
機首からの写真で下面色と見方識別色に色調差がないのが分かると思います。

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[ 2007/03/19 23:46 ] 試製景雲 | TB(0) | CM(0)