小物を取り付け完成です。
カメラの機能をいじってたらこういう写真が撮れました。
面白いので一枚目に。

カラーだとこんなです。
汚しは入れてません。つやの調整もせず塗りっぱなしです。

日の丸はデカールを使いました。
ファインのデカールは台紙からはがれるまで時間がかかりますがモールドへのなじみはすごくいいです。
二枚重ねてるのにスジボリが埋まりません。デカールの上からスミ入れが出来ます。飛燕の大判デカールを貼った時も貼りやすかったのを思い出しました。
以下4枚拡大できます。




下面にはハイブリッド塗りをやってません。前縁の味方識別帯は筆で塗り重ねる際、やっぱり黄色に塗ってしまいました。色が少なくて面白くないなぁと思ったためです。実機では下面色の塗り残しだと思います。
写真だと黄色は色が飛んで筆目が分かりませんね。拡大できます。

プロペラはスピナーの根元側部品に段差が見られます。少し小さいようです。直してませんでした。写真では目立たないほうを写してます。

機首部のアップです。
キャノピー内が少し汚れてました。操縦員席はよく目立つのでシートベルトを追加してもいいかもしれません。側面の窓は隙間が目立ちますね。断面の反射も目立つし。

パネル毎の塗りわけはもっと色を使ったほうがよかったですね。正面から見ると意外にスマートです。

方向舵や昇降舵、補助翼の羽布部は一段明るい色で統一してあります。
実際は搭載されませんでしたが、胴体後部側面の集合排気菅部分に排気タービンがつく予定だったそうです。

景雲は面白い形をしてて垂直尾翼はやや前傾気味な上に右に角度を振って取り付けてありました。この方向から見るとそれがよくわかります。
上面のルーバーは胴体内にこもる熱を逃すためのものでしょう。景雲は排熱にかなり問題があったようで、試作1号機は地上運転中エンジンを焼きつかせてしまい飛行不能になってしまいました。

胴体内はエンジンでスペースがないため主翼にインテグラルタンクを設けてあります。キットでは燃料タンクの蓋が浮き彫りで再現してありました。

翼端灯はクリア化されてなかったので塗装で再現してあります。黒を塗り、カバーに光があたったときどう見えるかを考えながら銀を点置きしてその上にクリアカラーを厚く塗ります。この塗り方は以前モデルアートで紹介されてたのを真似たものです。

書き忘れてましたが前輪式の機体なので機首に結構錘を入れないと尻餅をつきます。前脚が細いので折れそうです。
双子式のハ70を積み高高度を高速で強行偵察する異色の陸偵景雲は結局完成しませんでしたが、こうやって模型を作ってみると双発機だけあって結構大きいです。見た目は単発機に見えるのでそんなに大きくなさそうなんですけどね。
同じように双子式エンジンを積んだため双発に見える4発機のHe177もレベルのいいキットがあるので横に並べてみたいです。
並べるっていってもMPMのはでかいし作るの大変だから作りません。Hs293誘導爆弾付きが出るとは…。フリッツX付きも出るんだろうか。買うの早まったなぁ。