続きです。
シートははみ出した瞬着を削り取ってプライマーを塗り塗装しました。
塗色は迷いましたが、ドイツ博物館の実機に従いRLM02グレーに。(前回の記事で06と書いてましたが正しくは02でした。うろ覚えで書いてしまい恥ずかしい)
塗料はMrカラーの60と123を混ぜてを使用。60は02グレーなのでそのまま使ってもいいのですが、ビンが新しくなって前よりもこの色は白っぽくなったのと、実機のグレーがかなり緑の強い色だったため混色しました。
一度全体に02グレーをエアブラシで吹き、その後ベルト部分に128と1を混ぜたベルト色を吹き付けます。ベルト色がはみ出たところを02グレーでリタッチした後金具に銀を塗り、明灰白色でドライブラシをかけた後フラットベースを吹き付けてつやを消します。黒とレッドブラウンを混色した色でスミ入れをして完成。ドライブラシとスミ入れはエナメルを使っています。

ドイツ博物館の実機はシート以外はRLM66ブラックグレーだったので計器板も116ブラックグレーを吹きます。この色はMrカラーそのままです。付属の計器板デカールをディティールに合わせて貼り、セッターとソフターで密着させます。この時デカールは貼りやすいように計器ごとに切り分けたほうが貼りやすいです。僕は横着をして半分にしかしなかったので少しずれました。
デカールは凸の上に張るのでソフターではどうしても密着しないところも出ます。そのときは流し込み接着剤で溶かすという方法もありますが失敗するとどうしようもなくなるので最後の手段です。
白で修正をして、ドライブラシ、つや消し、スミ入れで終了。照準器ReviC/12Dは出来が良かったので反射ガラスのみ透明プラ板に置き換えただけです。遮光フィルターは収納時だと思って下さい。

胴体左右はデカール以外計器板と同じ手順で塗ってます。右舷の酸素供給装置(銀色の部分)はもっとごちゃごちゃしてるのですが、面倒だったのでそのままです。

フットペダルにはベルトがつくのですがこれも見えないのでそのままです。操縦桿も前後逆につけてしまいました。

ようやく飛行機の形になりました。

キャノピーは次ぎやります。