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一式陸攻二四型丁(1) 

今年もMASAさんたちと奥多摩へ温泉旅行に行くことになりました。温泉旅行といっても一泊二日の簡単なものですが。
去年もそうだったように何か完成品を持って行きたいので、手早く作りかけのものを成仏させるべくこれを仕上げることにしました。
中攻箱

ハセガワ1/72一式陸上攻撃機二四型丁です。桜花搭載母機で特攻機です。
知らない人に説明すると、上の双発機は戦場までの運搬機で、腹の下に搭載してる灰色の小型機(桜花一一型)が突入します。
この機体や特攻にはいろいろ思うところもあるのですが、まあそのうちに。

キットについてですが、丁型と名乗ってるだけあって、桜花以外の兵装が入ってなく、基本的に特攻機にしか作れないという大変割り切ったキットになってます。
このキットの丁型仕様は乙型からの改造機で機首銃座は7.7ミリの92式旋廻機銃になってます。箱絵じゃどうみても3式13ミリ旋廻機銃積んでる丙型ベース機なんだけどなぁ。
機首銃座

この甲や乙、丙というのは防御武装の違うサブタイプを表してて、桜花搭載機である丁は乙、丙型の生産機から抽出して改造されていました。
つまりこのキットは不要部品として弾扉も入ってるので、どうしても丁型が嫌なら爆弾庫を閉じて乙型として作ることも出来ます。丁は操縦席に防弾板積んでたりしたのですが、このキットはその辺まったく再現してないので無問題です。

以前二二型(簡単にいうとエンジンが違うのでカウリングの形が違う)も出てたのですが、カタログ落ちしてあまり見かけませんね。そっちは25番2発か91式改6航空魚雷が兵装として選べました。
まともなG4M2系キットはこれしかないので、カウリングを一緒に入れて二二型も作れるようにコンパチにしてもらえるとありがたいのですが、多分やらないでしょうね。二二型は電探ないタイプがつくれて楽なんですけどね。

部品のあわせなんですが、いつものハセガワレベルです。カウリングはがたついてるので接着した後にペーパーで整えてやると見栄えがよくなります。カウリング内部は本来無塗装の銀でしょう。勘違いして機内色吹いてますが後でやり直します。
中攻カウリング


透明部品は割り方が悪いので気をつけないとガタガタになります。機首上部はかなり気を使います。コクピットの風防は窓枠の形がおかしいことにマスキングがすんでから気づきました。窓枠が多くてマスキングがきついのはしょうがないのであきらめます。
何とか塗装直前までもってこれました。
中攻1

機首銃座を銀河の旋廻機銃としてついてる3式13ミリに換えて丙ベースにしようかとも思いましたが、ベルト給弾を再現する気力がなくやめました。

ここまでやって脱出孔のパーツをなくしてることが発覚。
こいつは今までいろいろと箱を転戦してたのでその過程でなくなったのでしょう。部品請求してる時間もないし、もう一個買うしかないのか…。

次回は桜花本体でも。
この桜花、なぜかハセガワは一式陸攻一一型につけて売ってたっけ。
[ 2006/11/10 23:54 ] 一式陸攻二四型丁 | TB(0) | CM(0)

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