完成しました。
前回の画像から細部の筆塗りと排気などの汚れを加えています。
主翼のカノーネンボートはあんまりな出来だったのでつけませんでした。あれつけてると重爆迎撃の感じが出ていいんですけどね。(僕のハンガリー空軍のイメージは油田の防空です。それも来襲機はB-24。何でだろ?)

最近は汚しを押さえた仕上げで作っていましたが、今回は結構派手に汚しを入れてます。
全体のつやを消してから薄めたつや消し黒でパネルラインに沿って細吹き、レッドブラウンとつや消し黒を混ぜた色で残し気味にウォッシング、排気と銃口のススをエアブラシで吹きつけ、脚に土ぼこりをサンディブラウンに白を加えた色で入れています。

ループアンテナ基部はキットのものが酷かったのでアルテコから削り出して作り直してます。アンテナ自体はつけてません。(エッチング使うのももったいなかったから)写真拡大できます。

脚柱とカバー裏、脚収容庫内は下面色としてます。零戦の脚庫内が青竹ではないように、Bf109の脚庫も必ずしもRLM02で塗られていたわけではないようです。

油漏れはかなりいい加減に入れてます。オイルクーラーあたりからは結構漏れるものなのですが、こんなに漏れてるので故障機なのでしょう。
以下2枚拡大できます。


尾翼方向から2枚。これも拡大できます。
仕上げにタミヤのウェザリングマスターでスス汚れを補足してます。


羽布張り部分の変な表現は削り落としてます。各翼の後縁は一体成型のため薄いので、それだけで大分印象がよくなります。

機首のMG131は省略されてたので伸ばしランナーで。キットでは弾道の窪みしかなかったのでピンバイスで機銃取り付けの穴を開けてから追加してます。ついでに周辺のパネルラインが足りなかったのでそれも追加です。

完成するとそこそこ良く見えますが、塗る手間自体はどのキットでも同じなので無理して作るようなものじゃないなと改めて思いました。
それにしてもメッサーはカッコいい。
僕は機首にボイレのついてるG-5系がBf109のバリエーション中一番好きです。
無骨なのがドイツ機の魅力だと思ってるので。Fだと何か物足りない。
形式といえば初めのころはK型とF型の区別がつきませんでした。
ついでに言うと?号戦車と?号戦車、零戦二一型と二二型も同じものに見えてました。模型を作ってみるとすぐに違いを認識できるようになるんですけどね。